
歯列矯正を始めようと思ったときから、とにかく不安です。
私は、健康な歯を4本も抜歯をしないといけなかったので。。。
上2本、下2本を抜歯しました。
(あっ 一度にではないですよ~~~)
(こんなにたくさんの歯を抜いて大丈夫なの?)
と思うほど怖くて本当にイヤでした。
でも、キレイになるため!
ワイヤーも部分的につけていただけで、
全部の抜歯が終わってから、上下全部の歯にワイヤーをかけました。
調整がすんだ後、少し練習をしましょう!と
歯科衛生士さんから、正しい舌の位置ができるようになるための指導がありました。
正しい舌の位置があるなんて知らなかった。
正しい舌の位置?? どういうこと?
私は、今まで正しい舌の位置があるなんてまったく知りませんでした。
普通だと思っていたこの舌の位置。
間違っていると指摘されたのです~~。(汗)
舌の位置が下がっていること、そして、舌の筋力がないから
これから少しずつ家で練習をしないといけない。と歯科衛生士さんに告げられました。
正しい舌の位置はどこ? 舌癖の原因は?
普段の生活で、無意識のうちに歯の間から舌を出していたり、
舌を歯に押し付けるような動きをすることを、舌癖(ぜつへき)と言います。
歯列矯正をはじめて、はじめて知ったことです。
私の歯並びの悪さの原因がこの無意識のうちに行っている
舌癖によるものが大きいのも納得できまました。
正しい舌の位置は、
上顎にある『スポット』と呼ばれるところがあります。
スポットに舌先をあてると、舌全体が上顎にくっつきます。
これが本来の正しい舌の位置です。
私は、上顎に舌をあてていたことは無いです。
ずっとおろしたままが当たり前のことだと思っていたもので・・・。(汗)
舌癖があると美容や健康にも悪影響!
舌癖があると、歯並びが悪くなってしまうのは理解できました。
でも、それだけではありません。
美容や健康にも悪い影響があるとは・・・。
もっと早く知っていれば今よりもっとキレイでいたのかも知れません。(*^-^*)
滑舌にも影響が!
正しい舌の位置ができないと、発音や滑舌が悪くなり、さ行やら行の発音が
難しくなります。さ行やら行は、舌の位置が正しくないと発音がしずらいのです。
舌を上顎にくっつける動きが必要な発音には、さ行・た行・な行・ら行があります。
顔がたるんでくる!?ゆがみも?
舌がいつも下がった状態になっていると、口の周りの筋肉が衰えてきます。
顔の下半分の筋力が落ちてくると、表情筋は重力に逆らうことができずたるんできます。
舌には、首を固定したり体を緩ませる役割があるので、
姿勢との関係も見逃せません。
上顎は、顔の中心にあるので顔や体のゆがみにも影響があります。
眠れないのは・・舌癖せい?
眠っている間は、口は無防備になります。筋力不足になっている舌が
眠っている時には更に、喉の奥へと落ちてしまいます。
舌が呼吸の妨げになり安眠ができなくなります。
そのため、寝たのに疲れがとれない、夜中に目が覚めてしまう、
朝なかなか起きれないなどの睡眠の質の低下へとつながります。
まとめ
歯並びが悪くなる原因に、舌癖(ぜつへき)があります。
そして、舌の正しい舌の位置があることもわかりました。
舌癖があると、歯並びや滑舌が悪くなるだけではなく、美容や健康にも
影響があるのにはとても驚きました。
歯列矯正を早く順調に終わらせるためにも、
舌癖をなおしたり、舌の筋力をつけていくことはとても大切です。
舌をスポットにあてて過ごすことは、慣れるまでは本当に大変でした。
無意識のうちに舌を下ろしていたり、寝ている間は無防備になってしまうので
寝ている間に、舌で歯をおさないように口を開けて寝ないように
寝る前には、口にテープをはって寝ています。
その甲斐あってか、矯正装置をつけてから歯の動きがとても早いと
医師にも褒められることも。(*^-^*)
歯列矯正が終わり矯正装置がはずれても、後戻りだけはしたくないので
舌癖が出ないようにいつも気をつけています。